ヨコヤマ研究誌

骨盤矯正について

的確な骨盤矯正は当院にお任せ下さい!
当院は骨盤部を細かく分析&検査後、調整します。
骨盤部を左右の腸骨、仙骨、尾骨、腰仙部(仙骨と腰椎5番の関節)、梨状筋のカテゴリーに分けて検査、調整いたします。

上記の部位を精査して微妙な歪みを除く事で快適な生活を送ることが可能になります。

では骨盤部を構成する部位について説明します。

①最初に腸骨の歪みを考察します。
腸骨の歪みは、腸骨は仙骨と関節を形成している(仙腸関節)関係上、仙腸関節の歪みを起こします。
仙腸関節は二つの部位から構成されています。
一つ目は仙腸関節体重軸受け部(ウエイトベアリング部)です。
このウエイトベアリング部で重力(体重を支えています)。ここは筋肉の付着が無い唯一の関節です。
二つ目は仙腸関節ブーツ部です。このブーツ部は滑液で満たされていて微弱な動きを行っています。
ゆえに仙腸関節の問題を考える場合はウエイトベアリング部の問題なのか、ブーツ部の問題なのかを鑑別診断する
事が必要です。
ウエイトベアリング部は重力を支える部位です、ゆえに分離(離開=緩む)すると体重支持機能が失われてしまいます。
ブーツ部は微弱な動作を行い脳脊髄液循環のためのポンプ作用を行っています。
ゆえにブーツ部は左右の腸骨から圧迫されると脳脊髄液循環は悪化します。

②次に仙骨の歪みを考察します。
仙腸関節の仙骨ブーツ部は動作しています、すなわち屈曲・伸展・回旋、その組み合わせの複雑な動作を行っています。ゆえに仙骨そのものの歪みも調整する必要があります。
仙骨も調整する、そして腸骨(8パターン)も調整する事が必要です。

③次に尾骨を考察します。
脳脊髄を包む被膜の一部である硬膜は仙骨2番に強固に付着しています、そして硬膜終糸は尾骨に付着します。
ゆえに硬膜の捻じれを取る場合は尾骨の問題も考慮する事が必要になります。

④次に腰仙部(仙骨と腰椎5番の関節)を考えます。
仙骨と腸骨が正しい状態になっても腰椎5番の歪み(多くは回転・下方変位)は仙骨を圧迫して、仙骨の正しい動作を阻害するゆえに、腰椎5番(特に5番、3・4番も重要)の歪みも診てゆく必要があります。

⑤最後に梨状筋を考察します。
梨状筋は仙骨の腹部側(仙骨の前面)から左右の大腿骨大転子に付着している筋肉組織です。
この梨状筋の弛緩は仙骨に多大な影響を与え、仙骨の正しい動作を損なう原因になりえます。
ゆえに梨状筋の問題も見逃さないことが求められます。

以上⑤項目に亘って骨盤矯正について考察しました。

骨盤矯正、産後の骨盤矯正、ネットで散見されるワードです。

骨盤矯正は全人類に必要な必須調整であります。
老若男女、すべてのお方に受けて頂く必要のあるセラピーであります。

多くの方は何らかの症状が出て初めて体の事、健康の事、その対策を考えます。
症状が出ても、そのうち治るかな?とか放置して、時の流れに身を任せて悪化している人が多いと感じています。

さまざまな症状は(例えば肩こり、腰痛、頭痛など)、症状の存在する部位が悪いのでは無く、症状のある部位とは全く関係のない部位(例えば骨盤部など)に多くの原因があります。

このコラムが皆様のお役に立つことを願っています❣

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