ヨコヤマ研究誌
施術後の変化 いろいろ!
施術前に伏臥位と仰臥位の寝た姿勢を視診(みて)おきます。
肩の高さ(水平面、垂直面)、下肢の長短。
仰臥位で特に注目する点は!
膝の開き具合
足の向き具合
足の底屈・背屈具合
頭の傾斜
肩の垂直面の高低差
その他
筋肉の緊張具合などを診ます。
施術後、上記の変化を確認!
下記画像の左は施術前、右は施術後
例えば
下肢の長短:このケースは伏臥位で左右の腸骨を調整。右腸骨(前上方&外旋変位)
仰臥位の膝の倒れ具合:左画像は初診時の施術後、右画像は2回目の施術後。主訴は膝痛。
初診時は最後に仰臥位で右長下肢(腸骨、前上方&外旋変位:仙腸関節体重軸受部の分離)を調整。
右画像(2回目)は最後に伏臥位で右短下肢、左長下肢(腸骨、前上方&外旋変位)を調整。
伏臥位、仰臥位それぞれ腸骨の外旋変位を調整!
仰臥位の骨盤部(この場合、左右の股関節部位の膨らみ具合):右膝の痛み、右長下肢。
左短下肢は左半身の収縮(縮み)によって骨盤部全体が右に押し出されている状態を示している。
ゆえに歩行時、無意識で右膝を屈曲している。
施術中も体の細かな変化を見逃さず、また患者からの言葉にも耳を傾けながら下肢のアライメント(特に膝、足首、足の変化など)の全体的な変化を注視し続ける事が必要であると思う。
願うこと、それは患者の早期回復である。
さらに願うならば、痛みが解消した後も、さらなる歪み(硬膜など膜の)を取ってゆくべく、患者に暫く(通院間隔を空けて)通院して頂き、より大きな健康を得て頂くこと!
痛みなど辛い症状が消えた後からの施術が当院の真骨頂!